家づくりコラム
COLUMN
No.52<<住宅展示場・モデルハウス>>耐震等級1でも「100年に一度の大地震」に耐えられる【金沢市・野々市市・白山市・かほく市・内灘町・津幡町】の住宅展示場・モデルハウス
こんにちは! 3つの常設住宅展示場・モデルハウスがあるグリスマの四道です!
【地震へはどこまで備えたら安心ですか?】
住宅展示場・モデルハウスをご見学頂いた際によく聞かれるのがグリスマの地震対策です。
地震対策には「耐震」「制震」「免震」という3つの方法があります。
「耐震」は文字通り地震に耐えるという方法で、建物の強度を高めて揺れに抵抗します。
「制震」はダンパーなどの装置で地震の揺れを吸収するという考え方で作られてます。
「免震」とは建物と土地の間に装置を備えることで、揺れを建物に伝えないようにする方法です。
住宅の性能を評価する住宅性能表示制度の中で耐震性は耐震等級1~3で評価されますが
当然等級を高ければ高いほどその建築コストは大きく高くなってきます。
◇ではどこまでの建築費をかけて耐震性をあげれば安心できるのでしょうか??
まだ記憶に新しい熊本の地震ではマグニチュード6.5の「前震」、2日後には
マグニチュード7.3の「本震」が連続して発生し、震度7を2回記録するという
観測史上初めての激甚災害でした。
倒壊した多くの建物の中でも、建てた時期によって大きく明暗が分かれました。
①旧耐震基準:1981年5月以前に建築確認された住宅
②新耐震基準:1981年6月~2000年5月の間に建築確認された住宅
③新耐震基準(2000年基準):2000年6月以降に建築確認された住宅
①の旧耐震基準では無被害だった建物がわずか5.5%だったのに対して
③の新耐震基準(2000年基準)では61.4%の建物が無被害でした。
実は耐震基準の則った耐震等級1でも、数百年に一度程度発生する地震による力に対して、
人命が損なわれるような倒壊や崩壊をしない程度の耐震性はあります。
逆に耐震等級2の建物も倒壊しており、等級3の建物でも無傷ではなかった建物もありました。
気になる木造住宅の倒壊原因については、1つは「大きな地震が2度連続した」事が
大きな原因ではありますが、実は柱などの「接合部仕様が不十分」であり
「耐震金物ではなく、釘打ち程度による施工しかなされていない」事により
倒壊した可能性が高いとされています。
本来の新耐震基準(2000年基準)では建物を地震から守るのに必要な壁の量(壁量)や
壁の配置方法、さらに筋交いや柱の緊結(接合)方法についても明確にしているため
多くの建物が倒壊理由は施工不良ではないか・・?との思いがちらつきます。
耐震等級をあげて安心してお住まいになると言うのも1つの選択肢ではありますが
しっかり耐震基準を順守し、確実に施工できる信頼のおけるハウスメーカー・工務店で
建てると言うことも選択肢の1つではないでしょうか?
住宅展示場・モデルハウスをご見学される際に住宅展示場・モデルハウスの外壁や
室内のインテリアなど見えるところが、綺麗に仕上がっていても、住宅展示場・モデルハウスの
壁や壁の中がどうなっているのか、確実に基準に則って施工管理がしっかりされているのか、
そのハウスメーカー・工務店の施工管理体制を聞いてみる事も必要かと思います。
グリスマでは住宅展示場・モデルハウス内に構造の見える箇所をご用意しております
住宅展示場・モデルハウスをご見学の際にはグリスマの耐震に関する考え方も
ご説明したいと思います。
金沢市のハウスメーカー・工務店グリスマについて詳しく知りたい方は、是非、一度展示場へお越しください♪
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