南に面したリビングは、吹き抜けから陽光が降り注ぐ開放空間。

以前はアパートで暮らしていました。子どもが生まれて手狭になってきていたとはいえ、頭のどこかで、いつかはマイホームを持てたら、と漠然と思っていたぐらいで、家づくりを始めようとは全く考えていませんでした。家を建てようと真剣に考えたきっかけは、家を新築した友達を訪ねて、いいなぁ！ と心を動かされたこと。それがグリスマの家だったんです。その後、グリスマの展示場に見学にも行って、室温がつねに快適に保たれる良さに心惹かれました。何よりも対応してくれたスタッフが親切で丁寧だったことが良かったんです。元々、妻も私も人と接する仕事に携わっていることもあり、どんなお店や会社でもスタッフの対応の仕方がとても気になるんですが、グリスマでの対応にはとても好感が持てたので、そのままここで家を建てようと即決したんです。だから、他社と比較するために展示場や住宅メーカーを一切回りませんでした。

吹き抜けのあるリビングが一番の憧れだったのでお願いしました。リビングが南に面しているので、陽光が部屋じゅうに満ちあふれて、とても明るく開放的です。妻は、キッチンと水回りの家事動線をコンパクトにしたいと要望したところ、キッチンからつながるバスルーム・洗面所とユーティリティを一直線に配置した間取りを設計士さんに提案していただきました。

キッチンからリビングを見渡せるので、家事をしながら子どもの様子を見守ることができますし、リビングに設けた小上がりの畳コーナーは腰かけて過ごしたり、子どもの遊びスペースにしたり、何かと便利です。なるべく部屋には物を置きたくないので、収納を多めにしてもらいました。キッチンのそばには階段下スペースを利用したパントリーのほか、掃除機や日常使いのものを片付けておける収納スペースも確保しました。

最初は、2階の寝室の中にウォークインクローゼットを設けようと思っていたんですが、子どもが成長して家族全員が使うことを考えると、わざわざ寝室に入らなくても出し入れできる方が使い勝手がいいので、2階の一角に独立させることにしました。今は約12畳の空間を寝室に使っていますが、もし子どもが増えた場合には仕切って部屋をもう一室増やせるよう、ドアや窓も2つずつ設けられています。

それから、私が希望した自分専用の書斎も叶いました。タバコを吸えるように換気扇を設置して、パソコンを使ったり、ゆっくり落ち着いた時間を過ごしたりしています。

中でも外観は悩みに悩みましたね。特にグリーンのドアはこだわって選びましたし、外壁もあれこれ考えました。実はガルバリウム張りにしたかったんですが、予算オーバーで叶えられなくて…。汚れが目立ちにくいブラック系にしつつも、あまりスタイリッシュになり過ぎないよう、レンガ調のサイディングや白い窓枠を組み合わせてやわらかい雰囲気に、壁面にはアンティーク調の照明を付けて、あたたかい印象の外観に仕上がりました。

住み始めたのが12月の寒い時期だったのですが、1階のエアコンをつけておくだけで、吹き抜けを介して2階まで暖かくなってとても快適で、夜もぐっすり眠れました。以前は冬にはファンヒーターもつけないと寒くていられないほどでしたから、グリスマの家の性能の高さに納得ですね。ただ夏はさすがに2階がやや暑くなることがあるので、2階のエアコンを稼動させています。オール電化にして灯油も不用になりましたし、一年を通しての光熱費は確実に減りました。

アパート住まいの時は、どうしてもスペースが狭くて家族みんながリビングで過ごすしかなかったんですが、今は部屋が増えたにもかかわらず、あまりにも居心地がよくて、やっぱり家族みんなが自然とリビングに集まってきます（笑）。

私たちは情報収集をまったく行わずに家づくりを進めましたが、全然後悔はしていないんです。友人がきっかけでグリスマの家に出合え、その友人家族が満足して暮らしている様子を自分たちの目で見ることができたというのは一番説得力がありました。実際にマイホームが完成した後も、もっとこうしておけばよかった、ということもほとんどなかったです。それは、グリスマの営業や設計などを担当するスタッフとの信頼関係がしっかり築けていたからこそ、今こうして満足して生活ができているんだと実感しています。だから、信頼できる方に家づくりをおまかせすることが、納得のマイホームを手に入れる近道だと思いますね。